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小学生・藤井君 OMFオペラ挑戦 来月の本番へ稽古に熱

 松本市で開催中の国際音楽祭セイジ・オザワ松本フェスティバル(OMF)の「小澤征爾音楽塾オーケストラによるOMFオペラ」に、信州大学付属松本小学校6年の藤井隆斗君(12)が出演する。オペラは初挑戦で、地元の合唱団での活躍が関係者の目にとまって出演が決まった。9月に迫った本番に向け、会場のまつもと市民芸術館で稽古に励んでいる毎日だ。
 演目はプッチーニの喜劇「ジャンニ・スキッキ」。大富豪の死後、遺された莫大な遺産の相続をめぐる物語で、口達者な主人公のジャンニ・スキッキを交えて親族らがドタバタ劇を繰り広げる。藤井君は、大富豪のおい夫婦の子供役を演じる。イタリアフィレンツェを舞台にした作品で、イタリア語で上演(日本語字幕付き)される。
 藤井君は7月から自宅でイタリア語のせりふを覚えたり、オペラのCDを聞き込んだりして練習を重ねてきた。20日からは他の出演者との稽古が始まり、歌声や演技に磨きをかける。オペラのブレスの仕方やピアノとの合わせ方、細かいしぐさなど合唱とは違う部分を吸収することが楽しいといい、第一線で活躍する歌手らの演技に「声量と迫力がすごい」と目を輝かせる。本番に向け「一生に一度あるかないかのチャンス。一生懸命やりたい」と張り切っている。
 オペラは9月1日の本公演と、中学生向けの「子どものためのオペラ」で全5回上演される。子役は、藤井君を含め県内の小学生2人が務める。

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