政治・経済

特定健診 町会対抗で

 自営業者やサラリーマン退職者ら30~74歳の国民健康保険加入者を対象にした特定健診の受診率を高めようと、松本市四賀地区で町会ごとに受診率を競い合う大会「四賀トクケン(特定健診)運動会」が始まった。市内35地区の中で受診率が下位の状態が続いていることから企画し、近所の人と誘い合って受診してもらい、最終的に受診率1位の地区を目指す。

 四賀地区地域づくり協議会福祉健康部会が企画した。全27町会が参加し、診療所「市四賀の里クリニック」などで受診した人を対象に、受診率が高い上位3町会に記念品を贈る。
 これまでも各所で啓発活動が行われてきたが、なかなか受診率が向上しないことから、町会対抗の要素を盛り込むことで、受診を促すことにした。
 平成24年には35・6%だった地区の受診率は年々上昇して平成27年度には40・9%になったものの、全35地区の中ではまだ9番目に低い。受診者を現状から100人増やせれば、1位の奈川(51・0%)の水準に達することから、「プラス100人」を目標に掲げる。
 今後は町会ごとに受診を呼び掛けていく。健康福祉部長の和田昌朝さん(70)=五常=は「できることは何でもやってみようと企画した。地域全体で意識を高めていきたい」と話す。