政治・経済

塩尻市のふるさと納税 前年同期比1・8倍

 ふるさとや応援したい自治体に寄付すると金額に応じて所得税や住民税が軽減される「ふるさと納税」で、本年度の塩尻市への寄付額が7月末の時点で前年度の同時期に比べて約1・8倍に増えている。前年度実績は5億5010万円で、本年度も大きく伸びることが期待されている。  7月末現在の寄付額は収入ベースで1億749万円となっている。8月に入っても順調に伸びており、市は現在開会中の市議会9月定例会に提出した一般会計補正予算案で、寄付金額を4億1010万円増額して前年度実績と同額にした。  寄付者は50代(20・6%)と40代(17・3%)が多く、現住所別では東京が32・8%を占めている。返礼品はセイコーエプソン製のプリンターや時計が圧倒的に多く、1人の寄付金額は15万円以上が47%となっている。  寄付金の使途は寄付者が選択でき、地域ブランド構築事業が21・9%、子育て世代に選ばれる地域を創造する事業が20・6%、森林資源の循環活用事業が26・6%、市長にお任せが30・8%となっている。  前年5月の1カ月間、ふるさと納税を扱うサイトから返礼品の電化製品が削除されたことが、寄付金が大幅に増加した要因となっている。地方創生推進課は「寄付は年末が最も多くなる。個人の収入が増えれば寄付額が大きく伸びる可能性がある」としている。