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OMF楽器クリニック 世界一流の奏者が指南

 松本市で開催中の国際音楽祭セイジ・オザワ松本フェスティバル(OMF)に出演するサイトウ・キネン・オーケストラ(SKO)のメンバーが講師となる「楽器クリニック」が21日、キッセイ文化ホール(水汲)で開かれた。市内外の小学生から大学生まで36人が参加し、世界一流の奏者から多くを吸収しようと集中して取り組んだ。
 トランペット、トロンボーン、ホルンの各楽器に分かれ、姿勢や構え方から指導を受けた。メンバーたちは大きな音の出し方や音の飛ばし方などを尋ねられると丁寧に答え、効果的な練習方法も手ほどきした。トロンボーンの今里文海さん(12)=旭町中1年=は「先生の音は一本通ったきれいなまとまりがあってすごい。目標にしたい」と感激していた。
 講習に続いて全員で「ふるさと」を合奏し、「音を聞き合うこととバランスが大事」と助言を受けながら数回合わせると、美しいハーモニーを響かせた。
 県、市、市教育委員会が主催し、3年ぶりだった昨年に続き開かれた。トロンボーン奏者の呉信一さん(69)は「吹く音が変わった瞬間、子供たちがいい顔になるのがうれしい」と目を細め、ホルン奏者の猶井正幸さん(67)は「次の世代につなぐことは大事にしていきたい」と話していた。

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