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松本の外国籍住民向け日本語教室 ボランティアが運営手助け

Mウイングで開かれている日本語教室。日本人スタッフがボランティアで運営を支える

 松本市内の公民館で開かれている外国籍住民向けの日本語教室は、市民がボランティアとして運営を支えている。外国籍住民の増加に伴って学習需要も多様化しており、市中央公民館は平成28年度からボランティアの養成講座を継続開催して「多文化共生」の地域社会づくりを進めている。
 市によると、公民館や集会所が拠点の日本語教室・講座は12カ所で、サークル団体を含めて11カ所が活動している。平成7年ころから順次増えてきた。NPO法人中信多文化共生ネットワーク(松本市)が市と連携して開設を後押ししてきた。
 中央公民館が毎週木曜日午前に無料で開く教室は、受講者と運営の市民有志の約30人が集う。市内のホテル従業員でフランス出身のシルヴァン・ダンジョムさん(32)は「やさしく丁寧な日本語が学べて便利」と話す。受講者の国籍は多様で語学力も異なるため、個々の要望に応じて学習や交流を進める。教室を運営するボランティアの代表・杉田千織さん(54)は「支援を手厚くしたい」と願う。
 外国籍住民の支援者を増やそうと、中央公民館は9月5日~10月31日の間に「日本語ボランティアきっかけ講座」(全4回)を開く。開講時間は午後7時~8時半。定員は30人。受講無料で日本語教師の資格や語学力は必要ない。申し込みは同館(電話0263・32・1132)へ。