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塩尻ワイン大1期生 学び継続 卒業後も月一度の勉強会

 ワイン産業に携わる人材を育成する塩尻市の独自事業「塩尻ワイン大学」の第1期生が、3月に「卒業」した後も共に研さんを重ねている。月1回のテイスティングの勉強会を続け、このほど開いたワイン会では、仲間が醸造した10の銘柄を飲み比べて批評し合った。ワイナリーの開業を準備している人も複数おり、向上心を持ち続けている。

 松本市大手2の飲食店「ワインカフェ・サルト」でこのほど開いたワイン会には、1期生15人が集まった。仲間が醸造したワインを「シャブリっぽい」「ジュラのワインだ」と、フランスワインに例えながら飲み比べる女性もいた。開設を目指すワイナリーの準備状況など、近況を報告し合った。
 1期生は1人が既にワイナリーを構え、醸造したワインを販売している。ワイナリーは個人や仲間同士で年内に2カ所、来年に2カ所開業する計画があるほか、栽培したワイン用ブドウをワイナリーに委託して醸造している人、松本市街地にワイナリーを設ける構想を持つ人もいる。
 自分のブドウ園を2期生の実習の場に提供する人もいる。1期生の仲間と一緒に、宗賀にワイナリーを造る予定の川島和叔さん(45)=洗馬=は「ワイン会はみんなで高め合える場として年に1回は開いていきたい。お世話になった塩尻に還元できるようにしたい」と話している。