教育・子育て

県内の通学路を不審者対策で緊急点検へ 県警と県教委

 県警と県教育委員会は20日、登下校中の児童の安全確保に向け、県内の全公立小学校と全特別支援学校の通学路で、危険箇所の緊急合同点検を実施すると発表した。人通りが少なく目が届きにくい場所や、児童が1人で歩く通学路など、不審者が出没するといった危険が生じかねない場所を点検し、対策を探る。

 新潟市で5月に下校中の女子児童が殺害された事件を受けて、国の関係閣僚会議で決定した「登下校防犯プラン」に基づく対応で、9月末までに通学路で危険が生じかねないと想定される場所を点検する。現在は各校で点検対象となる場所を抽出しており、その場所を今後、市町村教育委員会や各警察署などが合同で点検する。その上で、防犯カメラの設置や警察による巡回強化といった対策をとる。
 県警生活安全企画課によると、県内の防犯ボランティア団体は昨年12月現在で589団体・4万9762人で、10年前より約100団体・約3万人減少し、登下校を見守る人が減ってきている。同課の担当者は「子供が安心して学校で勉強でき、地域で遊べる社会をつくっていきたい」としている。