政治・経済

筑北スマートIC、国交省が認可 5年後の利用開始見込む

 国土交通省は10日、長野道の安曇野インターチェンジ(IC)―麻績(IC)間に「筑北スマートインターチェンジ(仮称)」を新設する事業を、高速道路会社・ネクスコ東日本と筑北村に許可したと発表した。同村西条の本城バス停付近に設けることを想定し、村が実施計画書を国交省に提出していた。平成35(2023)年ごろの利用開始を見込んでいる。

 スマートICは、主にETC(自動料金収受システム)搭載車両が高速道路の本線やサービスエリア、パーキングエリアから乗り降りができるICになる。計画だと、筑北スマートICは上り線と下り線の出入り口を備えるフルインターチェンジで、村道を経由して国道403号に連結させる。道路連結部分を除く総事業費は約25億円で、うち村は約3億円の負担を見込む。
 村は企業誘致や救急医療向上などを図って、平成26年度にスマートIC整備構想をつくり、実現に向けて関係機関に要望を重ねてきた。本年度一般会計当初予算にも関連費用約6500万円を計上しており、国の設置許可を受けて、今後測量に入る。
 関川芳男村長は「長年の村の要望が通り感謝している。これからの事業推進へ、地権者をはじめ村民に理解を求めていきたい」と話している。
 全国的な高速道路のIC間隔は平均10キロだが、長野道の安曇野IC―麻績IC間は約23キロあり、県内でも最長区間となっている。筑北スマートICは両IC間の中間地点に位置し、開通すれば周辺の安曇野市明科地域や松本市四賀地域、生坂村などの住民らにとっても利便性向上につながる。