政治・経済

塩尻市長選 前哨戦が本格化 小口氏、平間氏の両陣営

 9月16日告示、23日投開票の塩尻市長選挙は、県知事選挙が終わると同時に立候補を表明している現新両陣営の前哨戦が本格化した。5選を目指す現職の小口利幸氏(66)=塩尻町=は、後援会組織を生かし全地区での市政報告会を始めて4期16年の実績を訴え、無所属新人の元塩尻市議会議員・平間正治氏(64)=大門田川町=は政策を発表し大門地区を足場に草の根で浸透を図っている。

 小口氏の後援会は7日の北小野地区を皮切りに、今月末までに市内全10地区で市政報告会を開く。連合長野松本広域協議会を含め、これまでに40余りの団体などから推薦を受けた。各地区の情勢を見て個人演説会も開く予定だ。
 市政報告会では4期16年の実績と国や県などとの幅広い人脈をアピールし、県と北信越の市長会長を務めて塩尻の知名度を高めているとして「継続は力なり」を強調している。「5期目に自ら先頭に立ってやる仕事」として、木質バイオマス発電所の稼働を機とした林業再生による地方創生と、ワインを活用した地域ブランドの構築を掲げている。
 平間氏は地元の大門地区の後援会を中心として、他の地区でも動いてくれる支援者を草の根的に広げている。母校の松本県ケ丘高校の同窓会や、20年余にわたって指導を続けている少年野球関係者の協力も得ている。7月から大門地区の全域を巡って住民の声に耳を傾けており、約1000軒を回った。
 今後は18日に吉田地区で市政勉強会、19日に大門地区で活動報告会を開くほか、洗馬、宗賀、片丘各地区でも開催を予定している。お盆明けからはJR塩尻駅や広丘駅前などでつじ立ちも行う。平間氏は「市長の5選は長すぎるという声を多く聞く。知名度の向上を図りたい」としている。