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高校生2100人が情熱のパレード 松本で総文祭の幕開け祝う

57団体の先頭に立ってパレードする松商学園高校トワリングバトン部員

 第42回全国高校総合文化祭「2018信州総文祭」の幕開けを祝うパレードが7日、松本市中心街で行われた。全国各地から集まったバトントワリングやマーチングバンドなど57団体の約2100人が行進し、若さはじける演奏や演技で中心街を彩った。

 パレードは市Mウイング前を出発して伊勢町と本町、大名町の各通りを進み、松本城公園まで行われた。パレードの先頭には地元の松商学園高校トワリングバトン部が立ち、続く同校吹奏楽部の演奏に合わせて息の合った演技を見せた。沿道を埋めた観客から、ひときわ大きな声援が送られていた。
 トワリングバトン部の3年生は、秋の引退を控えて高校生活最後のパレードとなった。先頭に立った下田恭子さん(18)と丸茂愛里さん(17)は、最初は緊張したが、温かな声援が大きな力になり、伸び伸び演技できたと振り返った。9日に行われる発表が一般の人の前で演技する最後の機会だといい、2人は「悔いが残らないように全部出し切って、楽しみたい」と声をそろえていた。
 沿道で見守った人たちの間にも笑顔が広がった。わが子が合唱部門で総文祭に出場するという田多井薬局(中央1)経営の田多井尚世さん(49)は「パレードを見てパワーをもらった。高校生が自ら作り上げる一大イベントなので精いっぱい応援したい」。高校時代は剣道部に所属していた木下製印社(大手3)の木下匡晃社長(55)は「総文祭を機会に、文化系部の魅力をもっと知りたい」と話していた。