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ビーチバレーの全国初陣に闘志 南農高の高山支杏・琳乃ペア

 南安曇農業高校2年生の高山支杏さん(16)と1年生の琳乃さん(15)姉妹のペアが、9日に愛媛県伊予市で開幕するビーチバレーボールの高校生日本一を決める「2018ビーチバレージャパン女子ジュニア選手権大会」に初めて出場する。ともに小学生の時からバレーボールに打ち込んできた。姉妹ならではの呼吸と、本年度の結成で県制覇を果たした勢いを力に「砂上の女王」の座を狙う。

 2人は高校のバレーボール部に所属しているが、春の大会で3年生が引退し、現在の部員は姉妹を含めて4人だけと大会への出場が難しい状況だ。出場機会を求めて6月からビーチバレーの練習に取り組み始めた。
 姉妹にとって最初の壁はバレーとの環境や戦術の違いだった。「最初は戸惑いばかりだった」と支杏さん。足腰の踏ん張りが求められる砂のフィールド、屋外会場ならではの太陽の光や風の強さ、決まったポジションがない中での攻守の連係―。慣れない中で臨んだ練習試合では、同じ世代の高校生を相手に惨敗を喫したこともあり、「正直こたえた」(琳乃さん)というが、練習により力を入れるようになった。
 指導する三島英徳さん(51)=松本市=は、姉妹を「まじめで飲み込みが早い選手たち」と評価する。三島さんは練習相手に大学生や社会人と格上を中心にそろえ、2人は経験を積んできた。
 6月24日の県大会では、練習試合で負けたチームをいずれもダブルスコアで下した。成長した姿を見せ、全国切符を手にした。
 全国の舞台には、挑戦者の気持ちを忘れずに臨む。姉妹は「いいプレーを学び、成長につながるものをつかみたい」と声をそろえて意気込んだ。