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木曽と愛知の小学生 牧尾ダムで友情育む

 木曽町三岳と王滝村にまたがり、中京圏に水道用水や農工業用水を供給している愛知用水の水源施設・牧尾ダムで7日、小学生の「上下流交流会」が開かれた。ダムの中枢となる操作室を見学したり、構造や機能を学んだりしてダムの果たす役割に理解を深めた。

 三岳小学校と王滝小の7人と、愛知県の扶桑町と阿久比町の小学生33人が交流した。4班に分かれて各施設を見学し、高さ11㍍、幅10㍍の放流ゲート4基を開けると、1秒間に3200㌧の水が流れると聞いた。ヤマメの稚魚の放流や記念植樹にも取り組んだ。
 扶桑町の柏森小4年の恒川結仁君(9)は「ダム設備の大きさに驚いた」と目を見開き、王滝小5年の栖村匠君(11)と田中瀧太君(11)は「愛知の皆さんとの交流は楽しかった」と喜んでいた。
 愛知用水総合管理所と、下流の市町村などでつくる愛知用水利水者連絡協議会が共催し、26年目となる。同管理所の安藤昌文所長(51)は「下流の子供たちは水源地の大切さを学びながら、交流を通じて夏の思い出を作ってほしい」と願っていた。