教育・子育て

信州総文祭盛大に開幕

 文化芸術活動に励む国内外の高校生が集う第42回全国高校総合文化祭「2018信州総文祭」(文化庁、県など主催)が7日に開幕した。長野県では初の開催で、県内の各都市で11日までの5日間にわたり、28部門の展示や発表などが繰り広げられる。約2万人の高校生が日ごろの部活動での研さんの成果を披露し、同世代の仲間たちと競い合い交流を深める。

 初日は松本市深志3のまつもと市民芸術館で総合開会式が開かれた。式典や生徒発表で、生徒実行委員会ら県内の生徒を中心に844人が次々と舞台に立った。青春の情熱を文化芸術活動に打ち込むことで昇華させ、友情を深めることを誓い合うと、全国から訪れた1248人の来場者が開催を祝福した。
 開会式は、松本美須々ケ丘高校放送部や松本深志高校放送委員会などの合同制作チームが手掛けた長野県の風土を紹介する映像や、今大会のテーマを県高校文化連盟吟詠剣詩舞専門部が節をつけて朗々と詠み上げるステージで幕を開けた。都道府県や開催部門、海外からの招へい国の代表者が1人ずつ登壇し、総文祭に懸ける思いや意気込みを語った。文化庁の宮田亮平長官や阿部守一知事らのあいさつの後、秋篠宮さまがお言葉を述べられた。
 生徒実行委員会の桐山尚子委員長(伊那北高校3年)は「高校生がつくりあげる芸術文化の祭典を実行委員全員で積み上げてきた」と多くの思いが詰まっていることを伝えた。「高校生最大の芸術文化の祭典。私たちにしかできないハーモニーとあふれる情熱を舞台に込め、お互いに高め合い最高の総文祭にしましょう」と来県した仲間たちに呼び掛けた。式典の最後には、生徒たちが大会のイメージソング「ここに」を心一つに歌い上げた。
 生徒発表では、信州総文祭の実行委員になった女子生徒が舞台監督として開会式当日に向けて奮闘する様子を描いた劇が披露された。県内や海外の生徒によるパフォーマンスの発表も物語に盛り込まれ、会場には割れんばかりの拍手が鳴り響いていた。