政治・経済

知事選3選の阿部守一さん 県民に寄り添う政治へ

 県知事選挙から一夜明けた6日、新人を大差で破って3選を果たした現職・阿部守一さん(57)=小諸市=は、長野市内の事務所で記者会見を開き、来月1日から任期が始まる次期への抱負を語った。本年度からの総合5カ年計画や公約に掲げた政策の着実な推進・実行にあらためて意欲をにじませ、「県民の思いに寄り添って県政を進めていく。全力で取り組んでいきたい」と力を込めた。

 ―17日間の選挙戦を振り返って。
 非常に暑くてかなり過酷だったが、多くの皆さんに支えていただいたとあらためて実感している。子供や若者が希望を持って、年を取っても安心して暮らせる長野県をつくっていく。それらを支える産業の活性化を訴えてきた。
 ―投票率が過去最低の43・28%にとどまった。
 政治に関心を持っていただくことが大変重要だと思っている。これからもできるだけ県内各地を回り、多くの県民と対話できるように努力していきたい。
 ―県政課題にどう向き合う。
 一つとしてゆるがせにできない課題がたくさんある。県組織全体をコントロールしながら、それぞれの課題に正面から向き合っていきたい。
 ―県営松本空港の国際化は。
 利用者数が着実に伸びてきており、国際チャーター便も航空・旅行会社との交渉で就航してもらえるようになってきた。この流れを着実なものにしていく。
 ―御嶽山噴火災害からの復興も公約に盛り込んだ。
 登山道や山小屋の整備を(地元の)木曽町や王滝村を応援して進めていく。復興途上という問題意識を持って観光振興に取り組む。