政治・経済

知事に阿部氏3選 投票率は過去最低の43.28%

万歳三唱をして当選を喜ぶ阿部さん(5日午後8時9分、長野市内のホテル)

 任期満了に伴う県知事選挙は5日、投開票が行われ、いずれも無所属の現職・阿部守一氏(57)=小諸市=が元上田市議会議員の新人・金井忠一氏(68)=上田市=を大差で破り、3選を果たした。県知事選としては初めて18歳選挙権が適用され、投票率の行方が注目されたが、過去最低だった平成26年の前回選を0・28ポイント下回る43・28%にとどまった。

 阿部氏は自民、公明、国民民主、立憲民主、社民の与野党5党のほか、連合本部など約280の各種団体から推薦を受ける「県民党」として臨み、地域や年代にかかわらず幅広い支持を集めた。「県民起点の県政」を掲げ、困難を抱える子供の教育や高等教育機関の一層の振興、医療福祉の充実、地域公共交通の確保を訴えた。県営松本空港国際化の推進や御嶽山噴火災害からの復興にも意欲を示した。
 金井氏は県労働組合連合会や共産党県委員会などの「明るい県政をつくる県民の会」の擁立を受け、阿部県政を「オール与党体制」と批判し、県立高校クーラー設置や大北森林組合補助金不正受給問題の徹底究明などを訴えたが、知名度不足もあり支持を広げられなかった。

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