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御嶽海関が凱旋 優勝祝う 大相撲長野場所に6000人

 日本相撲協会夏巡業の「大相撲長野場所」(JA長野などで組織する実行委員会主催)が5日、長野市のホワイトリングで開かれた。名古屋場所で初優勝を飾った上松町出身の関脇・御嶽海関=出羽海部屋=の凱旋に加え、先場所休場した白鵬、稀勢の里、鶴竜の3横綱も登場し、満員御礼となった約6000人の観客を楽しませた。
 御嶽海関をモデルにした髪結いの実演や、力士が禁じ手を面白おかしく紹介する初切など多彩な企画があり、幅広い年代が相撲の魅力に触れた。御嶽海関の初優勝を祝して来場者全員で万歳三唱する場面もあり、会場は終始、地元力士の活躍を喜ぶお祝いムードに包まれていた。
 土俵入りで会場が一層盛り上がると、御嶽海関は笑顔で手を振って応えていた。取組では大関の豪栄道関と対戦した。序盤に押し込まれたが、巧みに体をさばいて組み直し、一呼吸置いてじりじりと寄り切った。勝利の瞬間にはこの日一番の大歓声と拍手が送られた。
 大勢のファンが御嶽海関を取り囲み、「(優勝)おめでとう」「がんばれ」と声を掛ける場面も多く見られた。御嶽海関はサインなどのファンサービスにも快く応え、握手会に参加した上條明日香さん(10)=大町西小5年=は「大きな手だった。御嶽海関は立ち合いがかっこいい。どんどん勝って上がっていってほしい」とさらなる活躍を願っていた。