地域の話題

強い雨降り続く 塩尻、南木曽では自主避難も

増水して激しい濁流となった木曽川(5日午後1時半ころ、南木曽町読書)

 松本・木曽地方は5日、本州に停滞する前線の影響で断続的に強い雨が降り続いた。長野地方気象台は塩尻市などに大雨警報、木曽全域に大雨・洪水警報を出し、県などは木曽町などに土砂災害警戒情報を発表した。午後5時現在、塩尻市奈良井の7人、南木曽町の9人が近くの公民館に自主避難した。大雨の影響で、JR中央西線は列車の運休や遅れが相次ぎ、一部学校が休校した。大雨は7日ころにかけて続く恐れがあり、気象台は厳重な警戒を呼び掛けている。
 前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、大気の状態が非常に不安定になった。降り始めの4日午前0時から5日午後4時までの降水量は、王滝村御嶽山で369・0ミリ、大桑村須原で160・0ミリ、塩尻市木曽平沢で159・0ミリに達した。
 JR中央西線の特急ワイドビューしなのは長野駅を午後6時以降に発着する上下4本が運休。早朝にも雨量が規制値に達し一部区間で運転を見合わせ、普通列車の上下2本が運休、特急を含む上下3本に最大1時間20分の遅れが出た。
 松本市安曇の県道白骨温泉線や木曽町の県道開田三岳福島線など山間部の道路が雨量規制で通行止めになった。
 県教育委員会によると南木曽町の南木曽小学校と南木曽中学校、木曽青峰高校と蘇南高校が休校になった。
 県は5日、警戒・対策連絡会議を開いた。塩尻市は警戒本部を設置し、奈良井区に避難準備情報を出した。同じく避難準備情報を出した南木曽町なども災害警戒本部を設けて対応に当たった。
 中日本高速道路は、大雨が続いた場合、中央道や長野道、安房峠道路などで6日以降通行止めとなる可能性があると発表した。

連載・特集

もっと見る