教育・子育て

児童館 猛暑対策で昼寝

冷房の効いた部屋で昼寝の準備をする児童たち(筑摩児童センター)

 連日の猛暑を受け、松本市内の各児童館は、夏休みに長期利用する小学生たちの「夏ばて対策」を取っている。どの館も炎天下での遊びは危険だとして外出を控え、館内で静かに過ごす時間を増やしている。子供たちの体力回復の時間として、昼寝を日課に取り入れる児童センターもある。

 1~5年生約60人が利用登録する筑摩児童センター(筑摩1)は本年度初めて、昼寝を導入した。児童たちは昼食後の午後1時ころに、冷房の効いた部屋の床にバスタオルを敷いて寝転び、1時間ほど寝る。2年生の女子児童は「起きた時にすっきりする」、別の2年生の女子児童も「午後は暑くて疲れて眠くなるから昼寝ができるのはいい」と喜ぶ。百瀬司郎館長は「エアコンを活用したり暑い遊戯室での運動遊びを控えたり、子供の健康を第一優先にして過ごさせたい」と話す。
 南部児童センター(双葉)は、子供たちのおやつにアイスキャンディーや凍らせたゼリーを出す機会を増やして涼を取らせる。高宮児童センター(高宮南)は、子供たちに水分補給を促すため10~15分おきに声掛けをしている。寿台児童館(寿台6)は来週、水分と塩分が効率よく吸収できる経口補水液を作って飲ませる予定だ。
 外遊びを禁止され、朝から夕方まで長時間館内で過ごす子供たちの姿に、「ストレスがたまっているようだ」と懸念してストレスの軽減につながる取り組みをするセンターもある。南部児童センターは、強い日差しがやや収まった夕方にベランダに短時間出て、外気に触れさせたり掃除をさせたりしている。厚生員の舟田恵理子さんは「ベランダの窓ふきは特に人気で子供たちは喜んでやっている」と話す。
 市内の児童センター18館と放課後児童クラブ2カ所を運営する市社会福祉協議会は、各館で毎週1回遊戯室などで行っている「体力指導」を夏場は避けるよう全館に通知した。総務課課長補佐で児童館担当係長の赤羽健次さんは「子供たちが元気に安全に夏を乗り切れるよう、暑さの状況に応じて常に対応を取っていく」と話している。