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安曇野地ビールが念願の商品化 来月11日の祭りで披露

安曇野産のホップと麦芽、地下水で仕込んだビールの醸造タンク
 安曇野市は25日、地元産のホップと麦芽、地下水を使った安曇野産限定クラフトビールを、8月11日に堀金で開催される「安曇野ビール祭り」で披露すると発表した。約50年ぶりに安曇野でホップ栽培を再開してから約2年3カ月の歳月をかけ、商品化にこぎつけた。「さわやかな信州を感じさせるようなすっきりとした味」(市商工労政課)だという。
 地ビール開発は、生産団体「安曇野産ホップを生産する会」が昨年に収穫したホップと二条大麦を使い、地ビール製造を手がけるエイワ(穂高北穂高)が醸造する農商工連携事業だ。同社の既存の銘柄「穂高ビール」よりも地元産ホップをふんだんに使用し、地元の麦芽を初めて使ったビールで、通年で楽しめる味に仕上がっているという。  ホップは冷涼な気候を、二条大麦は温暖な気候を好むが、安曇野では同時に収穫できた。当初は試験栽培に重点を置いていたが、順調に生産量が増えてきたため今夏の商品化につながった。今冬には、本年産のホップと大麦を使った新酒の地ビールを発売する。  市も専従の地域おこし協力隊を置き、事業を支援している。ビール祭りの後も地元飲食店などで取り扱うほか、松本市で8月16日~27日に開かれる「松本サマーフェスト2018」でも販売する計画だ。市商工労政課は「安曇野ブランド品として確立させたい」とする。  安曇野ビール祭りは堀金烏川の「斉藤農園あぐりす」で11日午前11時から開き、地ビールの販売や飲み比べなどを行う。参加自由。問い合わせは斉藤農園あぐりす(電話番号0263・71・1560)へ。