教育・子育て

松川小の児童が車椅子を体験 電車に乗って駅前散策

 松川村社会福祉協議会が運営する村ボランティアセンターは21日、「小学生ボランティア教室」を開いた。村内の松川小学校4~6年生11人が、車椅子に乗って村内のJR北細野駅から大町市の信濃大町駅までを行き来し、駅前を散策する体験もした。車椅子を利用する人の生活や気持ちへの理解を深めた。
 児童は3班に分かれ、班ごとに1台ずつ車椅子を使って「乗ること」と車椅子を押して「介助すること」を交代で体験した。  大町駅前の横断歩道では、介助役が手を上げて左右の安全を確認した後、乗っている人に衝撃が加わらないよう段差やマンホールを避けて慎重に渡った。信号が変わる間も暑さを避けて日陰で待つなど、車椅子の人への気遣いをみせていた。  帰路では、駅員にホームと電車の間に渡すスロープを設置してもらい、車内に乗り込む体験もした。  参加した4年生の越山釉衣さん(10)は「車椅子に乗ると、思ったよりも自由に動けなくて衝撃も感じることが分かった。車椅子の人がいたら、通りやすいように道を空けるようにしたい」と話していた。  ボランティア教室は通年で開かれ、小学生が手話教室やデイサービスセンター利用者との交流、大北障がい者運動会の手伝いなどに取り組んでいる。村社協職員の伊藤陽平さん(30)は「体験を通し今後、車椅子の方を見かけたら、何ができるか自分で考え、動くきっかけにしてほしい」と願っていた。