教育・子育て

三岳小の児童が御嶽山へ 5、6年生が9月に登山

御嶽古道を紹介する絵図がある行人橋歩道橋脇で、山下さんの説明を聞く児童たち
 木曽町三岳小学校の5、6年生12人が今秋、噴火災害から間もなく4年となる御嶽山への登山を計画している。事前学習として20日、かつて御嶽山を信仰する人たちが登拝に使った古道を実際に歩き、御嶽山の歴史に思いをはせた。
 御嶽の山小屋関係者や信者らの荷を背負う「強力」を務める山下勝彦さん(43)=三岳=が案内した。児童は、福島宿と御嶽山を結ぶ御嶽古道の起点にあたる福島の行人橋で、御嶽信仰の歴史を学んだ。御影堂の御嶽神社では、御嶽山の麓に広がる霊神碑群が数万基あり、全国でも珍しいことを知った。木曽クリーンセンター前を経て合戸峠への登りにかかった。  かつて信者たちが滝行で身を清めた跡という石垣が途中の道端にあった。6年生の山下彩弥さん(11)は「知らないことばかり。御嶽山の歴史をしっかり勉強したい」と話し「登山は疲れそうだけど頑張る」と意気込んだ。  御嶽登山は9月12日を予定し、御岳ロープウェイに乗って御嶽山の7合目まで行き、9合目の山小屋・石室山荘を目指す。理科の授業で御嶽山の地層についても学習するといい、6年担任の近藤裕吾教諭(30)は「御嶽山は地域の宝。中身のある体験の機会にしてほしい」と願っていた。