政治・経済

知事選告示現新2氏出馬

 任期満了に伴う県知事選挙が19日告示され、いずれも無所属で、3選を目指す現職・阿部守一氏(57)=小諸市=と元上田市議会議員の新人・金井忠一氏(68)=上田市=が立候補を届け出た。2期8年の阿部県政に対する評価や、少子高齢化・人口減少に対応した地域づくりの方策などを焦点に、17日間の選挙戦が繰り広げられる。県知事選としては初めて18歳選挙権が適用され、若者の投票行動も注目される。8月5日に投開票される。

 自民、公明、国民民主、立憲民主、社民の5党から推薦を受ける阿部氏に対して、県労働組合連合会などの「明るい県政をつくる県民の会」が擁立し、共産党の推薦を受ける金井氏が挑む一騎打ちの争いとなった。
 阿部氏は「県民目線」を重視し「もっと希望を持ち安心して暮らせるよう全身全霊、職責を果たす」と下水内郡栄村で第一声を上げた。「学び」「自治」などを柱に本年度始まった総合5カ年計画の推進をうたい、県営松本空港の国際化や御嶽山噴火災害の復興などに意欲を見せる。
 金井氏は「県民の暮らしや安全を守るため、国政にノーといえる県への転換」を主張する。多くの与野党から推薦を集める阿部県政を「翼賛体制」と批判し、大北森林組合補助金不正受給問題の真相究明やリニア中央新幹線の計画見直し、自然再生エネルギーの普及などを訴える。
 18・19歳が有権者となり、若者の政治参加が期待される中、前回選で戦後最低の43・56%にとどまった投票率の行方にも関心が集まる。