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松本で36度 今季初の猛暑日に

熱気で「逃げ水」が見られた松本市の伊勢町通り(15日午後0時47分)
 松本・木曽地方は15日、高気圧に覆われてよく晴れ、今夏一番の厳しい暑さになった。日中の最高気温は松本市沢村で36・0度と今季初めて35度超の猛暑日となった。塩尻市木曽平沢で35・9度、木曽町開田高原で32・2度まで上がり、ともに観測史上最高を記録した。
 松本市沢村で30度超の真夏日は7日連続で、同市今井でも35・2度と今季初の猛暑日となり、7月としては観測史上最高となった。  松本市中心街の伊勢町通りでは、道路上に水がたまったように見える「逃げ水」現象が起き、自動車や歩行者の輪郭が熱気で揺らいで見えた。縄手通りでは井戸水で喉を潤す観光客が多く、家族4人で訪れた浜松市の会社員・村上隆弘さん(48)は「信州へ涼みに来たが暑いし日差しが強い。井戸水は冷たくておいしい」と笑顔を見せた。  今季最高の36・3度まで上がった安曇野市穂高の喫茶&雑貨店・あづみ野バザール若松屋は、冷たいジェラートを販売して観光客に人気だが、この日は売れ行きがいまいち。店主の寺井篤樹さん(72)は「ジェラートよりかき氷を食べたい気分になるのかも。ここまで暑いと出歩く人もいない」とこぼしていた。  松本広域消防局などによると、午後5時までに熱中症とみられる症状で松本・大北地方で10~80代の男女7人が病院に運ばれた。  16日も高気圧に覆われて晴れるが、午後は大気の状態が不安定となり雷雨となる所もありそうだ。松本の最高気温は34度と見込む。