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3行詩で平和伝えよう 松本・寿台地区での募集に関心高く

 松本市の寿台地区町会連合会と同地区福祉協議会が本年度、平和や幸せをテーマにして区民から募った詩の作品が約130点も集まった。初めて実施した昨年度の応募総数の約2・5倍にも上る。戦争を体験したことのない子供たちに平和について考えてもらおうと、地元の明善小学校と明善中学校に投稿の協力を求めたところ、児童生徒から全体の約8割に当たる約110点が寄せられた。同連合会は「子供たちが幸せとは何かを真剣に考えてくれた」と関心の高さに手応えを感じている。

 8月に開く「戦争を語り継ぐ会」の企画の一環になる。「平和を伝える3行詩―私が幸せを感じるとき」と題し、30~80字程度の3行の詩を募集した。児童生徒約110人と、40~70代の住民15人から作品が寄せられた。
 同地区福祉ひろばで福祉体験学習をした明善中の3年生たちに詩を作ってもらったところ、「先生に頼んでクラスのみんなにも書いてもらう」と積極的な働きかけがあり、3学年2クラスから投稿があった。「普段何気なく食べているけど、―メッチャ幸せだよね」といった気付きや、友達や家族への感謝の思いを題材にした作品が多いという。
 全作品をまとめ、A5判40~50ページの冊子にする。8月10日に同ひろばで開かれる「戦争を語りつぎ 平和な未来を祈ろう!2018」で来場者に配るほか、同地区福祉協議会の浅田淑子会長(75)=寿台4=が心に響いた作品数点を朗読して発表する。
 町会連合会の内山博行会長(75)=寿台7=は「学校の協力で子供たちの作品がたくさん集まってありがたい」と感謝し、「戦争が忘れられていく時代になっているが、3行詩をきっかけにして子供たちに語り継いでいきたい」と話している。

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