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天蚕繭の収穫最盛期 穂高有明の振興会が作業

 安曇野市穂高有明で特産の天蚕繭の収穫が最盛期を迎えている。連日の猛暑の中、生産農家9人でつくる市天蚕振興会(田口忠志会長)のメンバーが、飼育林のクヌギの葉の陰に作られた薄緑色の繭を集める作業に追われている。
 田口会長と浅川幸男さん(72)=牧=は穂高有明の振興会の飼育林約4000平方メートルのうち、1700平方メートルで飼育に取り組んでいる。今年は雨が適度に降ったおかげで出来栄えが良いといい、5月に木に取り付けた卵1万2000粒のうち9000粒が繭になった。田口会長は「大きく色がよく形もいい。等級の良い繭が多そうだ」と手応えを話していた。  会全体では3万粒の収穫を見込んでおり、19日にメンバー全員分を集める。岡谷市の業者に持ち込んで乾燥させた後、持ち帰って盆明けに等級分けし、来年3月までに糸にする。機織りは4月以降で、高級反物として京都・西陣などに販売する予定だ。

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