地域の話題

木曽・太陽の家 移転1カ月で交流の場に

 木曽町福島八沢の空き店舗に町社会福祉協議会が運営する、障害者の就労支援事業所「太陽の家」が移転オープンしてから1カ月余がたった。地元・八沢区の住民が毎朝、事業所に通ってくる利用者に声を掛けたり、住民の寄り合い「八沢サロン」を招いて交流会を開いたりと、地元と顔の見える関係づくりが進んでいる。

 前事業所は新開の町民相撲場の隣にあったが、昨年6月の地震で耐震性に問題があることが分かり、今年6月に八沢商店街にある旧家具店に移転した。
 利用者が新しい環境に慣れるのを待ち、7月上旬に開かれた初の交流会では、一緒に木曽の名物・ほお葉巻きを食べながら親交を深めた。事業所側は木曽町や王滝村の30~50代の男女8人が利用しており、木曽町役場などの清掃を請け負っていることを説明した。自主製品として、梱包用バンドで作るかごが水に強く、野菜や花の収穫にもってこいで、人気があるとPRすると、早速かごを購入する住民の姿も見られた。
 八沢サロン代表・小松利子さん(70)は「お互いに気になっていたのでいい機会だった。顔と名前を覚え、住民同士としてお付き合いができればいい」と話し、管理者の下野戸紀子さん(50)は「温かく迎えていただき、ありがたい。今後も、いろいろな形で交流できれば」と期待していた。