教育・子育て

中学生 半端ない燕岳に 集団登山スタート

 夏の学校登山シーズンを迎え、安曇野市の豊科北中学校2年生108人が10日、松本地方のトップを切って北アルプス・燕岳(2763メートル)に登った。稜線上では濃霧に巻かれて周囲の山々や麓の眺望が得られなかったものの、生徒たちは互いに励まし合いながら懸命に山頂を目指した。

 安曇野市の中房登山口を午前7時20分ころ出発した。登り始めは晴天に恵まれ、汗をかきながら急な登りの山道を一歩一歩進んでいった。合戦小屋辺りで昼食を取り、森林限界を越えて景色が開けると「雲より上にいる」「すごく登ってきたね」と声を弾ませていた。「岩山半端ないって!」と笑いを誘う生徒もおり、元気な声は山頂まで途切れることがなかった。午後4時ころ山頂に着いた。霧で辺り一面が真っ白だったが、生徒たちの笑顔は達成感に満ちていた。
 伊藤陽琉君(14)は「予想していたよりも倍くらいつらかったけれど、仲間と声を掛け合って登り切れた」と話し、木下内真桜さん(14)も「すごく疲れたけれど、その分やり切った感がある」と笑顔を見せた。
 10日は燕山荘に泊まり、11日にご来光を仰いでから下山する。