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塩尻の広丘東通線・高原通線 一部で幅員縮小へ

 塩尻市は都市計画道路の広丘東通線の未整備区間と高原通線の国道19号より東側(広丘野村)の区間について、基本幅員を変更して縮小する。昭和60年の都市計画決定当時と比べ、市街地の拡大が見込めないことなどから見直した。
 広丘東通線は延長約5310メートルのうち、未整備となっている広丘野村の角前工業団地南交差点から広丘高出の国道19号芝茶屋交差点まで、2480メートル区間について、基本幅員を16メートルから14メートルに縮小する。道路両側の植樹帯(片側1・5メートル)をなくし、歩道の幅を3メートルから3・5メートルに広げて自転車も走れるようにする。未整備区間のほとんどが市街化調整区域で住宅系の利用が見込まれないことから、植樹帯の必要性が低いと判断した。  高原通線は国道19号九里巾交差点から広丘東通線までの約680メートル区間で、基本幅員を16メートルから12メートルに縮小する。同区間は西側の約310メートルを現道の拡幅で、残りの約370メートルを新設する計画で、両側の植樹帯(同)をなくすほか、歩道を3メートルから2・5メートルに縮小するとした。  広丘東通線は昨年9月に高出地区センター付近の230メートル区間で現道の拡幅工事が始まった。計画決定から30余年にして高出地区では初めての着工で、本年度はここより南側の110メートル区間で拡幅に向けた測量と設計委託を行っている。  塩尻市でも今後は人口減少によって財政の厳しさが増すことが予想される。市がこのほど変更案の素案を示した都市計画審議会では、委員から幅員の縮小によって用地買収が進みやすくなることを期待する意見も出された。

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