教育・子育て

塩尻市教委 チャットで効率化 事務処理や情報交換 職員負担軽減へ

 塩尻市教育委員会は、小中学校の事務職員と市教委の職員が効率よく情報共有できるシステムの利用を始めた。インターネットのウェブサイトで文章をやり取りする「チャット」を導入し、事務手続きの方法の共有、予算執行の相談などをしている。働き方改革として職員の負担軽減につなげる狙いがある。

 チャットはパソコンから閲覧できる。例えば学校職員の誰かがガソリン代の領収書の事務的な処理の仕方や備品台帳の書き方などをチャット上で質問すると、市教委の職員や、別の学校職員が対処法を書き込むことができる。やり取りは全校で閲覧できるため、情報を共有できるメリットがある。
 従来は電話や電子メールで、学校職員と市教委が1対1でやり取りをしていた。電話だと職員が不在の場合や、校内放送呼び出しの必要が生じるなど、事務作業が煩雑となっていた。他校職員も情報を共有できなかった。
 市教委は6月中旬にチャットのシステム(無料)を導入し、事務職員のほか、下旬以降は養護教諭や学校給食の栄養士もシステムを活用し始めた。市教委教育総務課は「電話の回数が減った。学校職員が集まる会議では、事前に資料をチャットに掲載して情報を共有するため、会議が円滑に進んでいる」と話す。今後は教員も活用できないか検討する方針だ。