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校歌大合唱 練習に熱 広陵中30年記念 9月に発表

 創立30周年を迎えた塩尻市の広陵中学校で、記念事業の校歌大合唱の練習が始まっている。混声3部合唱で合唱組曲形式の大作として知られる同校の校歌を、在校生と地域住民が一緒に歌って節目を祝う企画だ。本番となる9月29日の記念式典に向けて、この間広陵中に携わった人たちがそれぞれの思い出を胸に歌声を響かせている。

 住民向けの第2回の練習が6月末にあり、音楽室に約30人が集まった。卒業生の保護者やかつて広陵中に勤務した教諭ら顔触れはさまざまだ。初代音楽科教諭・高山雪さんを指導に迎え、音程やリズム、バランスを丹念にさらった。
 詩人の金井直さん(1926~97)と作曲家の岩河三郎さん(1923~2013)によって作られた校歌には、桔梗ケ原のブドウや雄大な北アルプスが広陵中のシンボルの鐘「カリヨン」とともに歌われる。3人の子供が広陵中を卒業した同市広丘堅石の伊藤和加さん(64)は「お世話になった学校に恩返ししたいと参加を決めた。校歌は今も耳に残っており歌うと当時を思い出す」と懐かしんでいた。
 練習は毎月1回あり、次回は7月27日午後6時半から。当日学校に行けば誰でも参加できる。記念式典では在校生、教職員、地域住民ら総勢600~700人の大合唱が予定されており、同校は「素晴らしい共演になれば」と期待している。