教育・子育て

麻績小音楽会でふるさとの四季歌い継ぐ 全校で唱歌メドレー

 麻績村の麻績小学校は29日、校内の体育館で音楽会を開いた。全校児童と教職員の計約110人が、文部省唱歌をメドレーで歌って村の四季を表現する企画を初めて実施し、各季節に合った力強い歌声や明るい歌声を響かせた。「みんなでつくるふるさとの四季」を合言葉に、10曲を15分通して歌い継いだ。

 季節の唱歌のメドレーは、音楽会の締めくくりに歌われた。「ふるさと」の1番を全校合唱してから、「春の小川」「おぼろ月夜」「鯉のぼり」「雪」などを学年ごとに歌い、「ふるさと」の2番と3番の全校合唱で締めた。日差しの暖かさや冷たい風など、村にも残る唱歌の空気感を声や息づかいで表した。保護者の中には、最初から最後まで子供たちと一緒に口ずさむ人も見られた。
 6年の三浦功太郎君(11)は「練習よりうまく声が出た。聖湖や麻績川をイメージしながら歌った」と話していた。
 音楽専科の中島文子講師が「昔から歌われてきた、心の歌である唱歌を通して村に愛着をもってもらいたい」と考案した。福田弘彦校長は、人数が少なく豊かな自然が残る麻績小だからこそできた企画だといい、「ふるさとを懐かしく誇らしく思う気持ちをもち、子供たちが村を大切にしてもらうきっかけになればいい」と話していた。
 音楽会では学年ごとに二部合唱や合奏を披露し、金管バンドの演奏もあった。