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アルピコ バス3路線減便 信大病院行系統を新設

 アルピコ交通(松本市井川城2)は7月2日に行う路線バスのダイヤ改正で、松本駅前を発着する北市内線(西まわり、東まわり)、岡田線、山形線(笹部団地行系統)の3路線のバスを減便する。3路線は慢性的な赤字が続いており、近年は路線網全体で乗務員の確保も難しくなっていることから減便に踏み切る。北市内線では、松本駅と信州大学医学部付属病院を往復する「蟻ケ崎経由信大病院行系統」を新設する。

 北市内線は現在、西まわりが1日30便、東まわりが同28便運行されているが、それぞれ1日9便運行に減便する。同線は信大病院の利用者、信大教育学部付属松本中学校に通学する生徒らの利用が多いことから、こまくさ道路を往復する「蟻ケ崎経由信大病院行系統」を12往復運行し、朝の時間帯は現状に近い便数を確保する。土曜日と休日は信大病院行系統のみを運行する。あがたの森通りからやまびこ道路にかけての区間は重複する横田信大循環線やタウンスニーカーの利用を呼び掛けていく。
 岡田線は午後0時台の1往復を、山形線は笹部団地で折り返す午前7時台と同8時台の各1往復を減便する。それぞれこれまでの調査で利用者への影響が少ないと思われる便を選んだ。
 松本エリアの路線バス網全体でも赤字の状態が続いており、市街地ではタウンスニーカーの利用が増えていることから、アルピコ交通は不採算路線の減便や廃止を今後も検討する方針を示している。同社営業企画部の植松誠部長は今回の減便について「利用者の方にご不便をおかけするが、同じバス停を通る重複路線の利用をお願いしていきたい」と話している。