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オーストリア・カヌーチーム 安曇野に女子選手3人招待

 2年後の東京五輪に出場するオーストリア・カヌーチームのホストタウンに登録されている安曇野市は9月、同国からカヌーの女子選手3人を招待する。小中学生との交流や、明科の前川で開かれるカヌー大会・羽根田卓也カップへの出場などを企画する。市民にとってなじみの薄いカヌーに関心を持つきっかけをつくり、応援の機運を高める考えだ。

 招待するのは、オーストリアカヌー連盟が推薦するニーナ・ヴェラチニヒ(20)、カトリン・ライトマイヤー(21)、アントニア・オシュマウツ(17)のスラローム種目の3選手。ジュニアの世界選手権、欧州選手権などで好成績を収めている。
 安曇野市を訪れるのは9月20~23日の4日間になる。子供との交流では、明南小学校の児童に前川でカヌーの実演を見せるほか、穂高東中学校の英語の授業を参観する。地元団体・安曇野リバープレイヤーズクラブが23日に開く羽根田カップに選手として出場し、その前日には出場者向けにカヌーの講習を行う。
 市はオーストリアチロル州のクラムザッハの姉妹都市で、平成28年6月、同国のホストタウンに登録された。同年9月には宮澤宗弘市長がオーストリアを訪問してカヌー連盟と交流の覚書を交わし、昨年11月には連盟役員が安曇野市を訪れて市民と交流した。
 宮澤市長は28日の定例記者会見で「安曇野市はカヌー愛好者が少ない。できることなら前川を整備しながら、カヌー人口を増やすことも視野に入れたい。観光振興、産業振興につながれば」と期待を述べた。