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夏の阿寺渓谷、シャトルバスで 大桑村が渓谷散策へ初の運行

 夏場の観光客の急増を受け、大桑村・阿寺渓谷で今夏、初めて行われるマイカーや観光バスの全面通行規制(7月21日~9月2日)の開始まで、1カ月を切った。村などは混乱回避のため、規制の周知に力を入れている。規制期間中、渓谷近くの駐車場と、渓谷内を結ぶシャトルバスの運行体制も決まった。

 シャトルバスは渓谷近くにある温泉宿泊と野外レクリエーション施設・フォレスパ木曽から、渓谷内の赤彦歌碑駐車場までの約4・5キロ区間で運行する。雨現の滝広場のみ途中下車ができ、途中乗車はできない。
 往路の乗り場はフォレスパ木曽内の旧恋路の湯前で、午前8時半から30分間隔で運行し、最終便は午後4時となる。復路の乗り場は赤彦歌碑駐車場で、午後4時半が最終便となる。往復運賃は中学生以上1000円、小学生以下が500円、座席を利用しない幼児は無料。大型荷物やペット用ゲージは500円となる。
 シャトルバス利用者の専用駐車場はフォレスパ木曽周辺に計200台分を設ける。受付で駐車料金を支払い、駐車中はダッシュボード上に駐車証を掲示する。料金は普通車500円、マイクロバス1000円、大型バス2000円、二輪車150円。木曽川合流地点で川遊びをする人や、シャトルバスに乗らずに渓谷を散策する人は木曽川の対岸の特設駐車場(無料)を利用する。
 村などは交通規制とシャトルバス運行についてホームページ上で周知をしているほか、新たにチラシを作成し、近く道の駅・大桑や道の駅・木曽福島(木曽町)、道の駅・賤母(岐阜県中津川市)の3カ所と東京、名古屋の各観光情報センターにも置く。村産業振興課は「渓谷の豊かな自然を守るため、理解と協力をお願いしたい」と呼び掛けている。