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思い出の音楽を分かち合おう 塩尻・きんぴら農園食堂で試聴会計画

 塩尻市宗賀の飲食店・きんぴら農園食堂が今月、「レコードとCDの試聴会」を始める。大切な音源を持ち寄り、思い出や思い入れを語りながら鑑賞し合う催しで、店主の中野人士さん(62)が企画した。それぞれのお気に入りの1枚が、互いにとって新しい音楽の出合いにつながるようにと、幅広い世代やジャンルの参加を期待している。
 レコードやCDのほかカセットテープにも対応し、参加者が持ち寄る音源を1人につき5分前後流して皆で鑑賞する。ジャンルは問わない。一曲一曲にまつわる思い出や思い入れも語り合い、音楽の世界に浸る。「利害関係なく楽しみたい」と参加は無料だ。  中野さんは30年ほど前に現地で「農園パン屋きんぴら工房」を開店したが昨春閉店し、今年5月に農園食堂として再出発した。店内を整理しながら若い頃に集めた数百枚のCDやレコードを聴き返し「なかなかいいなぁと思った」。学校という枠になじめず卑屈だった中学時代や、個性豊かな仲間とがむしゃらに過ごした高校時代が懐かしく思い出された。昔は全く魅力を感じなかったクラシックも聴けるようになった。  「違う人が集まればさらに幅広く音楽を楽しめるはず。思いのある人で細々続けられれば」と話している。  初回は30日午後7時から。鑑賞だけの参加も可能だが店内は一度に8人ほどしか入れない。音源持参の希望者は選曲した上で中野さん(電話番号080・8875・6097)へ。