地域の話題

カミジョウミカ展開幕 市民タイムス安曇野支社・山光ホールで

 カラフルな色彩と、妖怪や夢の世界といったユニークなモチーフの絵で知られる安曇野市穂高在住の画家・カミジョウミカ(本名・上條美香)さん(41)の個展が26日、穂高柏原の市民タイムス安曇野支社・山光ホールで始まった。描き始めた頃の20年前の作品から近作まで61点が会場を彩り、画業をたどれる。7月8日まで。
 上條さんは骨が変形する先天性の病気と闘いながら創作を続け、個展を年2、3回重ねている。19歳の時に入院していた病院のスタッフの顔を描いたのが、絵の道に入るきっかけだった。車椅子の生活を送るなか、自宅で一日6時間以上も絵筆を執り「描いている時は痛みを忘れられ、集中力を保てる」と話す。個展を首都圏で開くのが目標だ。
 アクリル絵の具や油性ペン、くれよんのほか、壁を塗るパテも使うといい、全体にどれも作風は明るい。「ビックリ人間がじわじわくる」とタイトルもユーモラスな近作には、近づいて見ないと分からないほど細かく小さな顔がびっしり描き込まれ、面白い。平面だけでなく、発泡スチロールなどを使った立体造形もある。
 上條さんは「見た人が楽しい気持ちになって、笑ってくれたらうれしい。私の力にもなる」と話している。
 市民タイムスが「安曇野版」発刊30周年と安曇野支社開設25周年を記念し、地元の芸術家を応援しようと企画した。毎日午前10時から午後5時まで、無料で鑑賞できる。会場では絵の入ったポストカードやクリアファイルなどオリジナルグッズを販売している。
 問い合わせは安曇野支社(電話0263・82・0001)へ。