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生坂の2福祉施設が完成 高齢者の自立へ拠点拡充

 生坂村が昨年度に着工した高齢者生活福祉センター「ふれあいの里」(上生坂)の増築工事と古坂地区介護予防拠点施設の新設工事が完了し、26日に竣工式がそれぞれ現地で開かれた。行政関係者や地元住民らが出席し、テープカットなどをして、高齢化社会を支える施設の拡充・誕生を喜んだ。

 高齢者生活福祉センターは一人暮らしの高齢者や高齢者夫婦を対象にした宿泊施設で、利用の希望が増えていることから、既存の10室に6室を増築し、定員は20人から32人に増えた。鉄骨造りの平屋で増築部分は約360平方メートルになる。洋間が4室、日本間が2室で、それぞれに台所とトイレ、シャワーを備える。事業費は約1億1150万円。約50人が出席した式で、藤澤泰彦村長は「今後も住み慣れた地域で医療・介護サービスを受けられるように(体制を)整えていきたい」と述べた。
 古坂地区介護予防拠点施設は木造平屋95平方メートルで、一人暮らしの高齢者が多い同地区住民の介護予防に活用される。健康づくりの教室開催などのほか、公民館活動や災害時の避難所としても役立てられる。藤澤村長は「元気な高齢者が自立し、生きがいのある生活を送れるように役立てていきたい」と話した。