政治・経済

松本市議選現職13人出馬意向

 来春予定される松本市議会議員選挙(定数31)に、現職31人のうち13人が出馬の意向を示していることが、市民タイムスが今月実施した市議アンケートで分かった。市議選まで約10カ月と間があるため、「未定」が15人と最も多いが、後援会や所属政党での協議・調整を経て秋には進退の方向性が固まるとみられる。後継者の擁立や年齢などを理由に、引退の意向を示している市議も3人いる。

 出馬の意向を示している13人のうち、出馬が確定しているのは6人、「出馬の方向で検討」が7人となっている。期数の短い現職ほど意欲を示している傾向が強く、平成27年4月の前回選で初当選した7人のうち4人が立候補する意向だ。
 今井優輔氏(30)=寿小赤=は「実現しなければならない政策があるため」と2期目を見据えている。村上幸雄氏(71)=笹賀=は3期目に向けて「多くの諸課題に対応していきたい」と意欲を示した。議長経験者5人のうち、4人が出馬の意欲を示している。
 引退の意向を示している3人のうち、松本市の元職員で市職員労働組合出身の宮下正夫氏(68)=惣社=は理由を「後継者を擁立するため」とする。議長経験がある大久保真一氏(73)=島立=は年齢を理由に「体力や気力も落ちてくるので辞めどきという思いがあった」と語る。平成17年4月に市と合併した旧奈川村の村長だった忠地義光氏(74)=奈川=は引退する。
 進退未定の15人のうち、共産党の4人と公明党の3人は、党の公認を得る必要があるため現時点では未定となっている。他に「後援会との調整ができていないため」「後援会との打ち合わせがまだのため」といった理由が大半で、個人だけでは判断できないという事情が絡んでいる。
 前回選は現職26人と元職2人、新人14人の計42人が出馬し、現職22人、元職2人、新人7人が当選した。