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安曇野の風景 歩いて楽しむ

 安曇野市穂高牧地区で24日、里山の風景を楽しみ、歴史を学ぶ散策イベント「さとやまさんぽ」が開かれた。県内外の19人が参加し、国営アルプスあづみの公園堀金・穂高地区から、安曇野を代表する名刹・栗尾山満願寺まで往復約8㌔を歩いた。

 NPO法人安曇野ふるさとづくり応援団と同公園が主催し、応援団メンバーの横田耕太郎さん(55)が案内した。参加者は公園を出発し、秋には牧地区の伝統野菜・牧大根を育てる畑を横目に見ながら進んだ。牧地区の産土神・諏訪大明神ではご神木の威容に参加者は驚いた様子だった。市営牧運動場からは、北アルプス・蝶ケ岳の残雪がチョウの形に見える「雪形」が、はっきりと眺められた。
 今回は、同市豊科から満願寺まで結んだ参詣道「栗尾道」の一部もたどった。横田さんは、江戸時代には当時の流行作家だった十返舎一九も通ったと解説した。堀金烏川の男性(68)は「栗尾道に興味があった。歩くことで『ここがそうなんだ』と実感できた」と笑顔を見せていた。