地域の話題

松本出身の清沢飛雄馬さん 米の国際バレエコンクールで「トップ」の銀賞

 米国ミシシッピ州のジャクソンで開かれたUSA国際バレエコンペティション(通称・ジャクソン国際バレエコンクール)で、松本市波田出身の清沢飛雄馬さん(17)が男性ジュニア部門で銀賞に輝いた。同部門は金賞の受賞者がおらず、清沢さんが出場者の中で最高の評価だった。世界三大バレエコンクールの一つとされる大舞台で快挙を成し遂げた。

 関係者によると、清沢さんは米国サンフランシスコ在住で、この大会は初出場だった。 清沢さんは6歳でバレエを始め、波田小学校低学年のころは安曇野市豊科高家のMOMOKOバレエスタジオに通った。主宰する百瀬桃子さん(36)によると、性格は優しく真面目で向上心が強く、ひたむきに練習していた。9歳で全国バレエコンクール2位となり、当時の取材に「バレエダンサーになりたい」と夢を語っていた。
 実力が認められ、高学年でウクライナの国立キエフバレエ学校に2回留学し、米国ワシントンのバレエ学校を経て、約2年前からサンフランシスコの「シティ・バレエ・スクール」に在籍している。高くてダイナミックなジャンプを持ちつつも「王子様のような上品な踊り手」(百瀬さん)で、渡米後は体の回転の感覚がさらに磨かれたという。
 父親の清沢英彦さん(45)=松本市波田=は受賞を聞き「皆さんに育てられてここまで来られた。本当に感謝しかない」と語り、祖父の清沢実視さん(79)=山形村下竹田=は「前回帰国した時『頑張るね』と言っていた。よく頑張った」と目を細めた。百瀬さんは「プロの世界に行って良いディレクターに出会い、舞台生活を頑張ってほしい」と期待した。