地域の話題

観光を軸に地域振興 山形村で研究会発足

 山形村観光協会は、観光を地域づくり全般につながる営みとしてとらえ、あらゆる事業を企画・実行する「やまっち村観光研究会」(仮称)を設けた。21日夜に村商工会館で基本方針や議論の方法などを決める「キックオフ会議」を開いた。観光協会員や飲食店経営者、農家、村議会議員など約30人でスタートし、7月以降に月例の会議を開いて研究を進める。
 観光協会は携帯型の会話用翻訳機を活用して外国人来訪者への対応力を強めるインバウンド研究、電動自転車による道祖神巡りなどの研究テーマ例を挙げた。村産野菜を直送する「野菜BOX」や、村内外から作品を募る「ぬり絵コンテスト」「俳句コンテスト」など従来の事業も示した。  林和男会長は「村と村商工会、観光協会との連携が重要になる。観光を軸にした地域振興を目指す」と話した。継続事業はあるものの、本庄利昭村長は「ゼロベースで考える」とし、今夏にかけての地域おこし協力隊員の採用で、村の主要な観光の材料の一つである唐沢そば集落の後継者になることに興味を持つ人を探す考えを示した。  村観光協会は平成25~29年度の5年間で観光振興ビジョンを実行した。成果を挙げた取り組みがある半面、未着手だったり、やり方の再考が迫られたりした事業がある。これを受けて設けた研究会では自由闊達に考えを出し合う雰囲気で検討し、多くの村民が関心や当事者意識を持てるようにする。  事務局は「住んでよし、訪れてよしの地域づくりを探る」と話している。引き続き、地域づくりに関心があることを条件に、研究会メンバーを募っている。問い合わせは村商工会(電話番号0263・98・2200)へ。