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こども食堂 自由な発想で 山梨の視察団 塩尻に

 無料や低額で食事を提供し、子供や住民の居場所をつくる「こども食堂」の先進事例に学ぼうと、山梨県甲斐市竜王地区の視察団が22日、塩尻市を訪れた。長野県内でこども食堂を展開するNPO法人ホットライン信州(本部・松本市寿北5)が受け入れ、▽人に寄り添う▽制度にとらわれない▽多様な協働―といった活動の理念の広がりを呼び掛けた。

 竜王地区民生委員児童委員協議会の約70人が訪れた。同NPOがこども食堂を開いている市民交流センター・えんぱーくを見学し、塩尻総合文化センターで研修を受けた。
 研修ではホットライン専務理事で信州こども食堂ネットワーク事務局長の青木正照さんが事例を紹介し「大切なのは心の貧困を無くすこと」などと語った。「こども食堂に定義はない。自由な発想で自分たちに合った活動をつくり上げて」と呼び掛けていた。
 同協議会の中村直明会長は「研修内容を持ち帰り、将来を担う子供たちの健全育成の一助としたい」と話していた。