政治・経済

生坂の道の駅でハンガリー料理や熊野産かんきつ類販売へ

 生坂村は21日、上生坂に9月開所予定の道の駅「いくさかの郷」で、東欧ハンガリーの料理の提供や、三重県熊野市産のかんきつ類の販売を目指していることを明らかにした。近隣に数ある道の駅との差別化とともに、地場産品の供給が減る冬場の商品確保を図り、誘客につなげたい考えだ。村議会6月定例会の一般質問で、太田譲、瀧澤龍一両氏の質問に村側が答えた。

 村づくりで連携協定を結んでいるUAゼンセン県支部の師玉憲治郎支部長がハンガリー駐日大使と縁があり、県支部が村側に交流を提案していた。大使館から名誉総領事館の認定を受けた上で、公式レシピの提供を受けて料理2、3品をメニュー化し、貴腐ワインやスープなど特産品を販売できないか模索している。藤澤泰彦村長が7月10日に大使館を訪れて交渉する予定だ。
 ミカン栽培が盛んな熊野市の特産品販売については、相模女子大学(相模原市)の地域協働プログラムで学生を受け入れている自治体同士の縁からになる。7月3、4日に藤澤村長が河上敢二市長を表敬訪問する。
 藤澤村長は「なかなか食べられないものを提供して施設の特色に打ち出し、より多くの人に訪れてもらいたい」と期待している。

 村側はハンガリーに関する一般質問の答弁で、平成32(2020)年の東京五輪選手団の合宿候補地として生坂村を選んでもらえるようハンガリー側に投げかける可能性も示した。藤澤泰彦村長が大使館を訪問した際、話題にのせるかもしれないという。