政治・経済

勤福に期日前投票所

 松本市選挙管理委員会は20日までに、7月19日告示・8月5日投開票の日程で行われる県知事選挙で、市勤労者福祉センター(中央4)に期日前投票所を新たに開設する方針を決めた。昨年9月開業の大型商業施設・イオンモール松本に隣接していることから、施設の集客力を考慮して買い物客の投票利便性を高め、投票率の向上につなげる考えだ。

 期日前投票ができる期間は、告示翌日の7月20日から投開票日前日の8月4日までの16日間だが、勤労者福祉センターへの開設は試行的な取り組みのため、7月27~29日の週末3日間とする。
 選挙権年齢が「18歳以上」に引き下げられて初めて行われる知事選のため、市選管事務局は「利便性に加えて若者層がどれだけ投票に来るのか、二つの視点で3日間データを取りたい」とする。
 市選管が近年の各種選挙で開設してきた期日前投票所は、松本駅東西自由通路や市役所東庁舎、県松本合同庁舎、なんぷくプラザなどの10カ所で、勤労者福祉センターが加わると11カ所になる。
 期日前投票は、選挙日(投票日)の前でも同じように投票できる制度で、仕事や冠婚葬祭、旅行などで選挙日に投票できない場合が対象となる。投票手続きが簡素で利用しやすく、制度が浸透してきたこともあって利用者は全国的に増加傾向にある。昨年10月の衆議院議員選挙では、県内の総投票者数に占める期日前投票者数の割合は37・94%で、平成15年12月の制度導入以降で最多となった。
 一方、知事選の投票率は26年8月の前回選が過去最低の43・56%と低迷した。台風が接近したことや、主要政党が現職支援で相乗りしたことなどで論戦が深まらなかったことなどが影響した。市町村別では松本市が最低の37・12%だった。