地域の話題

旧町名碑マップで街巡り

旧町名碑マップを基に城下町北部を巡った講座

 松本市立博物館と松本のまちづくりを考える女の101人会議が協働で制作した「松本旧町名碑マップ」を基に、まちの成り立ちと発展を学ぶ「松本の旧町名碑巡り講座」が20日に開講した。全4回で、市立博物館の学芸員を講師に座学とまち歩きを通して旧町名やまちの歴史に親しむ。

 初回は市民や同会議メンバーら約30人が参加し、市民活動サポートセンター(大手3)での講義を踏まえて城下町北部の武家地を巡った。「北馬場町」や「田町」「天白町」などを回り、名称の由来や往時の町の様子について説明を聞いた。「鍵の手」や細い小路といった江戸時代の町割りの名残にも触れたほか、初代市長・小里頼永邸跡や安原十王堂跡なども立ち寄った。
 子供の頃安原町に暮らしていたというパート・川舩美保さん(57)=島内=は「道はそのままという感じで懐かしい。説明は知らないことばかりだったので勉強になった」と話していた。
 マップは江戸時代から昭和初期にかけて使われていた旧町名を後世に伝える目的で昨年度制作した。活用のための講座は、同会議の創立30周年記念事業に位置づけて企画された。2回目以降は城下町の南・東部、東縁部、南西縁部に分けて巡る。