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山雅、ホーム戦の迷惑駐車に苦慮 一掃へ看板や巡回

16日のホームゲームから新たに設置した駐車禁止を呼びかける看板

 サッカーJ2松本山雅FCの運営会社が、松本市の総合球技場アルウィンで開催されるホームゲーム観戦者の迷惑駐車に苦慮している。クラブが信州スカイパークの公園利用者以外は駐車しないように求めている駐車場に、山雅サポーターが乗っていたと思われる車が止められ、公園利用者から苦情が寄せられたという。クラブは今月に入って駐車場の適正利用を呼びかける声明をホームページに載せたほか、16日のホームゲームで駐車禁止を表示した看板も新たに設置して対策に乗りだしている。

 山雅は会場周辺に約4500台分の駐車場を確保し、シャトルバスの無料運行も実施して迷惑駐車防止を図っている。ただ、5月20日のホームゲームでは路上駐車が発生し、近隣住民から警察を通して苦情がクラブに来た。クラブが大型ビジョンに車両移動を願う案内を掲示したところ数台が移動したという。
 今月16日のホームゲームではアルウィンに隣接する西南公園の公園利用者用の駐車場に止まっていた22台のうち、4台に山雅のステッカーが貼ってあった。試合開始2時間ほど前にクラブスタッフが駐車場入り口で30分ほど立っていたところ、山雅サポーターの乗った車が計8台、駐車場に入ってきたため、スタッフが指示して別の駐車場に誘導したという。
 また、別の公園利用者向けの駐車場は駐車スペース12台分が埋まり、歩道横に5台止められた。うち3台に山雅ステッカーが貼られていた。信州まつもと空港に飛行機の写真を撮りに来るという男性は「山雅の試合があると常に満車で駐車場探しに苦労する」と明かした。
 クラブの上条友也副社長は「山雅のステッカーが貼ってあったからといってそれが公園利用者ではないとは言い切れない」としつつも「一般の利用者からすればサポーターが駐車場を占拠していると見られる」と話す。クラブは全ての駐車場に警備員の配置も検討したが予算上は難しく、サポーターのモラルに頼ると共に、スタッフの巡回によって迷惑駐車防止を図っていく考えだ。