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大歌舞伎千秋楽 観客が総立ちで拍手

 松本市で7日間にわたって開催された第6回信州・まつもと大歌舞伎「切られの与三」が18日、千秋楽を迎えた。最終公演の幕が下りると、会場を埋めた1324人の観客が総立ちとなり、立役(男役)の主人公を熱演した中村七之助さんらに盛大な拍手を送った。
 七之助さんや相手役の中村梅枝さん、まつもと市民芸術館芸術監督で演出・美術を手掛けた串田和美さんをはじめ市民キャストもカーテンコールに応えた。客席には「まつもと歌舞伎は我が町の誇り」などと書かれた垂れ幕が下がり、芝居のラストシーンで現れる飛行機雲にちなみ市内の障害者就労支援施設の利用者が折った1000個の紙飛行機を飛ばして盛り上げた。
 本公演は12日に開幕し、全8公演で延べ1万327人が来場した。鑑賞した同市寿北5の会社員・小林典子さん(68)は「千秋楽は初めてだけれど、雰囲気が全然違う。役者さんたちがやり終えたという感激が伝わってきた」と話していた。