教育・子育て

塩尻・中町の小学生おはやし体験

 塩尻市塩尻町の阿禮神社例大祭が7月7日と8日に開かれるのを前に、舞台を曳行する7地区の一つ、中町の祭典部が16日、小学生を対象にした初のおはやし体験会を地元の公会所で開いた。少子化を背景に祭典部員が減少傾向にある中、幼いうちから伝統に触れてもらうことで将来の担い手を育てたい考えだ。15人の児童が参加し、活気に満ちたおはやしを楽しんだ。

 祭典部は高校生以上の有志で組織されている。この日も法被姿の若衆たちが子供たちを出迎え、手本を見せた後で歌や演奏を体験させた。
 旋律を奏でる笛、拍子を取る太鼓や鐘のほか、威勢よく振りかざす祭払いも用意され、順番で交代しながら20曲近いおはやしをひたすら演奏した。軽快な音色を聴くうちに初めは恥ずかしがっていた子供たちも血が騒いで自然と踊り出し、部屋中に熱気があふれた。リズムが体に染みついているという塩尻東小学校6年の青柳祐太君(12)は「皆で演奏すると楽しい。大きくなったら絶対祭典部に入りたい」と話していた。
 東小PTA中町支部の協力を得て実施した。中町祭典部長の平林優さん(34)は「伝統ある祭りが途切れないよう子供も含めた皆で盛り上げていきたい」と話していた。