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木曽駒に夏山シーズン 登山者の安全祈願

 上松町から中央アルプス・木曽駒ケ岳(標高2956㍍)へ登る上松Aコースの3合目付近にある「敬神の滝」前で16日、本格的な夏山シーズンの到来を告げる開山式(町、町観光協会主催)が開かれた。町内の関係機関の約30人が登山者の安全と観光振興を祈った。

 駒嶽神社の徳原正三宮司が祝詞を上げ、参列者が玉串をささげた。神事の後、大屋誠町長が「登山者が木曽駒ケ岳の雄大な自然をゆっくりと楽しんでほしい」とあいさつした。町によると、昨年の登山者数は約5800人(前年比200人減)だった。
 地元の登山愛好者らでつくる木曽駒山岳会の会長で、木曽地区山岳遭難防止対策協会上松班の久保寺好昭さん(66)=小川=によると、現時点で登山道が崩れているといった情報は入っていない。残雪は少なめだが、8合目より上の沢筋には残っているという。
 久保寺さんは「上松からはアプローチが長く、健脚な人でも山頂まで6~7時間かかる。しっかりとした装備で登ってほしい」と話していた。