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中村屋の定紋で野菜アート 大歌舞伎盛り上げで島内の畑に

 開催中の信州・まつもと大歌舞伎を盛り上げようと、一昨年の大歌舞伎に合わせて田んぼアートを実施した松本市島内の農地の一角で、中村屋の定紋をかたどった野菜のアートが見頃となっている。田んぼアートも支えた、土地を所有する地元の農業法人・北清水と「まつもと農村女性協議会」の島内地区会員らが応援の気持ちを込めて取り組んでいる。
 八角形の中にイチョウをあしらった角切銀杏を対角線の長さが約2メートルある木枠と赤ジソ、青ジソ、グリーンレタスで表現した。種から育てた苗を植え、天候不順などで成長は思わしくなかったものの、芽を摘んだり形を整えたり毎日のように手を掛けて丹精してきた。
 定紋のほか、中村座の定式幕をイメージした3色のヒマワリ畑や野菜と花の植え込みなども育成中だ。同協議会地区代表の高山裕子さん(56)は「田んぼアートを思い出しながら作業している。市民に関心を持ってもらい、歌舞伎の盛り上げのお役に立てたら」と話している。
 野菜の定紋は、長野道下り線の梓川サービスエリア北東約300メートルの場所で作られている。